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ぶどう膜炎

ぶどう膜炎とは

ぶどう膜炎とは

眼の中にある虹彩、毛様体、脈絡膜からなる、非常に血管の多い組織である「ぶどう膜」に炎症が起きる疾患です。また、ぶどう膜だけではなく、脈絡膜に隣接する網膜や、眼の外側の壁となっている強膜に生じる炎症も含まれます。炎症の原因としては、細菌・ウイルス・寄生虫などの病原体による感染性や免疫異常によるものなどもありますが、原因不明な場合も多いです。

症状は、程度や部位によって異なりますが、「目がかすむ」「まぶしく感じる」などが多く、そのほかにも目が充血、目が痛い、物が歪んで見える、虫が飛んでいるように見える(飛蚊症)などの症状が現れることもあります。なお症状については、片目だけのこともあれば、両目に起こることもあります。

治療では、炎症の状態に応じて、点眼、内服、注射、点滴などの投与が行われます。一番の目的は、視力低下につながるダメージを残さないように炎症を抑えることで、最もよく行われるのはステロイド薬の投与です。ぶどう膜炎は良くなったり悪くなったりを繰り返し、長引くこともありますので、定期的・継続的な通院が必要になります。

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院長による白内障の説明(前編)
(2020年10月1日)
院長による白内障の説明(後編)
(2020年10月16日)